Toma日記

ノーマル私文大学生の休学奮闘記(予定)。今は着々と準備中。

未来の働き方を考えよう ~人生には2回生きられる。という考え方~

 

どうも、Tomaです。

 

最近は授業中に本ばっかり読んでいます。読書楽しい。

僕は法学徒なわけですが、法律自体には多少なりとも興味があっても、法律の授業は

退屈で面白くないなと感じています。

なぜかというと、教授の皆様が話されることって、大体教科書通りだから。

教授ごとに色はあると言っても、「~~説と~~説の違い」とかですし、他の分野みたいに、実体験を含めた話をしてくれるわけでもないです。

社会学や教育学の授業だと、教授が考えたことだけではなく、感じたことまでリアルに伝えてくれるので面白いんですけどね。

読めばわかることを90分間じっと聞いているのは正直しんどいです。もちろん全部が全部ではないですが。

 

まあ、ただの言い訳っちゃ言い訳なんですけどね!(ゝω・´★)てへぺろ

後で悔やむことになるのかもしれませんが...

 

そんな僕が、某法の授業中に読了したのがこちら!

 

「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」

 

社会派ブロガーとして、月間200万PVを稼ぎ出す「ちきりん」さんの著作です。

(画像とかリンクとか貼りたいけど、Amazonアフィリエイト使えば良いのかな...)

 

人生は二回、生きられるってどういう意味なんだろう??というのが

手に取ったときの最初の印象でした。

 

「二回生きる」というのは端的に言うと、「職業人生は二回ある」という発想をすることだと述べられています。

従来の働き方は20代で就職した後65歳まで42年間働き(もしくは70歳まで47年間働き)、定年後は寿命まで余生を楽しむというものでした。しかし今後は、職業生活をふたつに分け、職業も二回選び、前半と後半で異なる働き方をするのだと、考えるのです。

具体的には、働く期間を20代から40代後半までの前期職業人生と、40代後半以降の後期職業人生に分けます。今40代の人は「さて、いよいよこれから、新たに職業を選びなおす時期だ!」=「二回目の就活タイミングがやってきた!」と考えればいいし、今20代の人は最初から、「今は二回あるうちの、最初の就活をしているのだ」と考えればよいのです。今30代なら、10年後にどんな働き方を選ぶのか、あれこれ夢想するのも楽しいでしょう。

 

ただ、言ってることはわかるけど、40代で新たに職業を選び直そう!っていったって、新たに仕事見つけるの大変じゃないの??と思ってしまいます。

この意見に対して、ちきりんさんは以下の6点を挙げています。

40代にもなれば、

  • 自分のやりたいことや適性がリアルに理解できる
  • の延長線上にある生活が、ほぼ予測できる
  • 今後の生活に必要なお金の額が、ほぼ理解できる
  • 社会の仕組みが理解できている
  • 大企業、中小企業のメリット、デメリットが客観的に理解できている
  • 自分の能力や知識がどこで活かせるか、想像し、自分でアプローチする方法も考えられる

確かに新卒で就職する若者の大多数には、社会の実情はわかりっこないですし、経験を積んだ40代のベテラン社会人には、「若さ、将来性」という魅力に負けず劣らない力があると言えるのかなと思います。

どうすれば生きていけるか、がわかっているというのは相当な強みですよね。

安定を求めて大企業への就職を目指す若者とは全く異なる判断軸で、自らのライフスタイルを主体的に築き上げることが出来る、という点でとっても魅力的な考え方だなと思いました。

 

働き方についての本はたくさんありますが、この本は「やりがい」や「働く意味」といったテーマとは全く色が違っています。

働き方について、思う存分考える時間と、精神的な余裕がある学生のうちに読めて良かったなと思える一冊でした...!

 

それではでは。