京都の町家を世界のMACHIYAに! 京都の老舗企業の新たな試みと日本文化の発信について。
どうも、Tomaです。
Twitterを眺めていたら、京都で素敵な取り組みをされている企業が紹介されていたので、ブログで取り上げさせていただこうと思います。
【株式会社八清】
当初は繊維業からスタート。創業から数年の間に宅建業を開始し、昭和から平成へ時を経て、平成11年に中古再生住宅のブランド化を他者に先駆けて行い、その後は京町家のリノベーション住宅の開発に注力。
私たちが得意とするのは京都市内にある戦前の住宅=京町家やレトロな中古住宅。
バリエーション豊かなコンセプトでリノベーションし、付加価値をつけお客様へご提供します。(株式会社八清 HPより)
この企業が現在、リクナビNEXTにて求人を実施しています。
京都の町家を世界のMACHIYAに。
「京町家を買い求める海外顧客のための体制・サービスを整え、 その魅力を世界中に発信し・顧客創造をしていくこと」
それが今回募集させていただく方のミッションです。 京都の趣ある街並みに欠かせない京町家。 弊社では歴史ある京町家を次世代へ引き継いでいくべく、 上質なリノベーションを施し販売するというビジネスを行っています。 近年、海外文化人層・富裕層からも多くの注目を集めるようになり、 別荘として購入したいというお問合せが増加してきました。 この声に応え、弊社では2013年よりグローバルチームを発足。 不動産という難しい商品を海外顧客にもスムーズにご購入いただけるよう システム作りを進め、2014年7月には英語ウェブサイトをオープンしました。
家を売ることは、その場所での暮らしの体験を売ること。 日本の匠が作り上げた伝統家屋での京都の暮らしを世界中の方にご堪能いただけるよう、 ぜひあなたの力を貸してください。(リクナビNEXT HPより)
今回取り上げさせていただいた「株式会社八清」ですが、創業設立が1956年!
約60年の歴史を持つ、老舗企業です。
これだけの歴史がある企業が、外国人からの日本への注目が高まってきた昨今に、いち早く「海外、外国人」に目を向け、グローバル展開していこうというフレキシブルな姿勢を持っているというのは素晴らしいと思います。
「歴史ある京都の町を次世代に引き継いでいく」というミッションの下に、日本国内のみならず海外にまで、その魅力を発信していく。
素敵です!
ただここである人は言います…
(;^^) < 京都だから出来ることだよ。あんなにたくさん世界遺産があって、外国人受けしそうな伝統文化があれば、そりゃー注目されるに決まってるじゃないか!
確かにそうかもしれません。
しかし外国人観光客からの視線が熱い京都に限らずとも、日本のどの地域にも、地域資源や伝統文化が存在します。
京都の様に数は多くなくても、一つ一つがその地域の中で大切に育まれてきたものです。
それに触れて、心を動かされる外国人は少なくないのではないでしょうか。
日本人にとっては特段珍しいものでなかったとしても、外国人の感じ方は違います。
全く違うバックグラウンドを持って、日本人が非常識だと感じる世界(少々言い過ぎですが)で生きてきた人々なのですから。
訪日旅行者が年々増加し、日本への注目があがっている今だからこそ、日本にある多種多様な地域文化を、自信を持って世界へ発信していくべきではないのでしょうか。
現在、外国人に対する日本文化の発信を行っている、下記の様なWebマガジンもあったりします。
↓
Japan Travel Web Magazine
MATCHA
MATCHAとは
「MATCHA」は日本に来る外国人向けのWebマガジンです。 日本に来る外国人が今増えてきていますが、しっかりと情報が整備、または体系的にまとまっていないのが現状です。また典型的な観光モデルしか提案されていません。 本メディアでは、日本と海外の架け橋となるような場を作っていきます。(MATCHA HPより)
今後、日本の「地域」における魅力を「世界」へと発信していく動きは一層加速していくと思います。
安倍政権による「地方創生」政策が推し進められていますが、こうした動きは地方創生にも一役どころか、二役、三役もかう、大きなムーヴメントになっていくのではないでしょうか。
それではでは。